接種の意向があるとの回答率は当局の予想を下回った。政府は9月までに国民の70%に対して1回目の接種を終え、11月までに集団免疫を形成するとの目標を立てており、接種率が低ければ目標達成に支障が出る可能性もある。
接種を受けたい主な理由を複数回答で尋ねたところ、「家族の感染予防」が79.8%で最も多く、次いで「社会的集団免疫の形成」(67.2%)、「本人の感染予防」(65.3%)などと続いた。
一方、接種を受けたくない理由としては「予防接種の副反応が心配」が85.8%で最多となった。次いで「ワクチンの効果を信じていない」(67.1%)、「ワクチンの選択権がない」(35.8%)、「基本的な防疫ルールで予防可能」(30.0%)などの順だった。
調査は17、18両日に全国の18歳以上の1000人を対象に実施された。このうち、すでに新型コロナワクチンの接種を受けた人は32人、受けていない人は968人だった。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40