協議体発足の背景には、より安全で快適な空の旅を提供するための方針を共同で策定しノウハウを共有する目的がある。アシアナ航空が同共同体の運営を主導する予定だ。
共同体では新型コロナウイルスによる機内環境の変化に対応するため、安全基準・手続き・指針などの再検討とアップデート、状況別の緊急対応策案の補足、キャビンクルーマニュアルの改善などを行うことで、機内の安全性向上のためのマニュアルを一元化する。また顧客応対内容のアップグレード、特別プログラムの共同開発、社内教育プログラムの共有など3社の緊密な協力でサービスおよびスタッフの専門性向上を強化する。このほかワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」や「トラベル・バブル」(非隔離旅行圏域)の導入などを見越し、アフターコロナにおける空の旅の変化にいち早く対応できるような方向性も検討する。
アシアナ航空は「創業から30年以上積み上げてきたノウハウとデータを基に、グループ会社と共に機内の安全とサービスレベルを引き上げ、3社による相乗効果を最大化したい」と話している。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 101