鄭銀敬、疾病管理庁長(画像提供:wowkorea)
鄭銀敬、疾病管理庁長(画像提供:wowkorea)
「6月、1200万人の接種が終われば、海辺でマスクを外せますか?」(キム・ソンジュ(金成柱)共に民主党議員)

韓国政府が上半期までに1200万人に対し、コロナワクチンの1次接種を終えるという目標について国会は26日、それ以降の距離確保緩和の可能性について質疑した。

この日、国会で開かれた保健福祉委員会業務報告には、クォン・ドクチョル保健福祉部長官やチョン・ウンギョン(鄭銀敬)疾病管理庁長ら防疫当局者が出席した。共に民主党の金議員はこの席で、「政府の目標どおり6月までに1200万人が接種を終えれば、日常にどんな変化があるのか教えてほしい」と尋ねた。

鄭庁長は「上半期に1200万人を接種することになれば、65歳以上の高齢者、医療機関の必須要員のほとんどが接種するため、危険度を下げることができる」とし「9月末までに3600万人の1次接種完了の目標を述べた。そうなれば、様々な措置の水準を緩和する余地が確保できる」と答えた。

金議員は改めて「6月までに1200万人の接種が終われば、夏の海辺でマスクを外すことができますか」と尋ねた。鄭長官は慎重な立場を見せ「6月まで状況を見て判断しなければならない」とし「20%台の接種で距離確保を緩和するには制限があると思う」と答えた。

続いて金議員は「別の質問をする。6月末が過ぎれば劇場や公演場で観覧を拡大することは可能か」と尋ねた。鄭庁長は「現在の20%接種率では重症や死亡を予防するには十分だが、全体的な伝播を完全に遮断するには制限があり、社会的距離確保を緩和することは難しい」と難色を示した。

ただし「コロナの流行水準がある程度統制されれば、現在の距離確保に対する部分を改編し、日常はもう少し回復する」と余地を残した。

クォン保健福祉部長官は「1200万人の接種が完了する6月末を基準に、感染者数、重症患者の発生率、死亡者数を総合的に検討し、現行の距離確保体系を改編すべきだ」と述べた。

続いて「ただし、変異ウイルスなど、他の接種率が高い国で現れる問題があるため、科学的根拠と外国の事例を総合して案内する」と説明した。

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