【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスが28日発表した2021年1~3月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は1兆3244億ウォン(約1300億円)で前年同期比65.5%増加した。半導体市場の好況が業績を後押しした。 売上高は前年同期比18.0%増の8兆4942億ウォン、純利益は同52.9%増の9926億ウォンだった。 SKハイニックスは、1~3月期は季節的に非需要期に当たるが、今年はパソコンやモバイル機器に搭載される半導体メモリー製品に対する需要が伸びたと説明している。 主力製品の歩留まり改善によりコスト競争力が高まり、前期に比べ営業利益は約37%、売上高は約7%、それぞれ増加した。 半導体メモリーのうち、データの一時保存に使うDRAMはモバイル、パソコン、グラフィックス向けを中心に販売量が増え、出荷量は前期比で4%増加した。 データを長期保存するNAND型フラッシュメモリーはモバイル用の大容量製品の販売が伸び、出荷量が前期比21%増加した。 SKハイニックスは1~3月期以降の業況について、DRAMの需要が着実に伸び、NAND型フラッシュメモリーも市況が改善すると見込んでいる。
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