福島汚染水放流に反対する釜山市民、日本領事館の前で警察と対峙=韓国(画像提供:wowkorea)
福島汚染水放流に反対する釜山市民、日本領事館の前で警察と対峙=韓国(画像提供:wowkorea)
28日午前、韓国プサン(釜山)にある日本領事館前で行われた“安倍糾弾釜山市民行動”のデモを警察が制止し、参加者らが反発している。

地元の大学生など40人で構成された“安倍糾弾釜山市民行動”は、この日午前9時、日本領事館の職員の出勤時間に合わせて領事館の正門方向へ行進しながら「日本領事館なんか閉鎖せよ」と叫び、福島原発の汚染水放出を抗議する予定だった。

しかし、釜山警察庁所属の機動隊50人あまりが出勤時間を過ぎる9時30分まで、参加者らの行進を防いだ。 

市民団体の会員らは、日本領事館への行進を防いだ警察に対し、「(事前に)申告したのになぜ止めるのか」、「国民を無視するのか」、「今、国民ではなく日本を守るのか」、「国民を相手に脅迫するのか」と抗議した。

チョン・ウィボン安倍糾弾釜山市民行動状況室長は、「デモ申告をした状態だったが、無理やり行進を防いだ」とし「警察が自ら法を破った」と非難した。

警察は記者会見や声明書の朗読は、一部許可されるが、領事館から100m以内でデモを行うことは違法だという立場である。

釜山警察庁関係者は「外交官を保護することは法律で規定されており、警察は法に従わなければならない」とし「領事が出勤する時間にデモ参加者が出勤を妨げたり、または妨げようとする場合は、外交問題が発生する可能性があるため、その前に防止する」と説明した。
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