この映像は先月25日午前4時30分ごろの防犯カメラ映像で、公園近くにあるコンビニ(GS25)隣に設置されていた。1分5秒ほどの映像で、この映像には3人の男性が漢江沿いの道路を走っていくようすが映されている。
映像が公開されると、一部では「後ろ側に写っている人物の仕草を見ると、友人が死亡したソンさんをおぶっているように見える」と疑惑が提起された。
これについて、法映像分析研究所のファン・ミング所長は韓国メディアを通して「根拠がない」と言及。
また「おぶって通過する速度と断言できないほど(スピードが)速い」とし、「オンラインコミュニティーで拡散している映像は、原本よりもスローになっているため錯覚を起こしているようだ」と分析した。
一方、該当映像についてソウル・ソチョ(瑞草)警察署は「防犯カメラに映っている男性3人は、医大生事件とは関連がない10代」と説明した。
韓国・中央大学1年に在学中だった故ソンさんは先月24日午後11時ごろから25日午前2時ごろまで、盤浦漢江公園の水上タクシー乗り場近くで、友人Aさんと共に酒を飲み眠った後、行方不明となった。そして30日の午後3時50分ごろ、遺体となって発見された。
事故当時友人Aさんは、午前4時半ごろ目覚め帰宅した。Aさんは「ソンさんが見えなかったため帰ったと思った」と陳述していることが分かっている。
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