日本人女子ゴルフ選手に100万円の罰金で日本ゴルフファン「時代錯誤的な規定だ」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本人女子ゴルフ選手に100万円の罰金で日本ゴルフファン「時代錯誤的な規定だ」=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 日本女子ゴルフの強者、渋野日向子(日本)が日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のツアー大会への参加義務規定を違反し、100万円の罰金を課せられて議論が広がっている。

 JLPGAツアーは6日、茨城県茨城ゴルフクラブで開幕された今季初のメジャー大会である「ワールドレディースチャンピオンシップサロンパスカップ」(賞金総額1億2000万円)に参加しなかった渋野に罰金100万円を科した。

 渋野は2019年の同大会の優勝者で、昨年は新型コロナの影響で大会が開かれなかったため、今年までディフェンディングチャンピオンの資格を保有している。JLPGAツアーの規定では、前回の優勝者が特別な理由なく大会に出場しなかった場合、100万円の罰金を科すことになっている。2013年、女子プロゴルファーの横峯さくらが姉の結婚式参加で3ツアーチャレンジ大会に参加せず、100万円の罰金を払ったことがある。

 JLPGAの小林浩美会長は記者会見で「トーナメント規定に従い、渋野は以前のチャンピオンであり、大会に参加する義務がある」とし、「規定を破ってLPGAツアーに参加した渋野は罰金を支払わなければならない」と明らかにした。

 渋野は同期間にタイで行われた米国女子プロゴルフ(LPGA)ツアーのホンダLPGAタイランド大会に参加した。渋野は2019年に全英女子オープンで優勝し、LPGAツアー出場権をもらっていた。

 JLPGAの発表後、メディアを通じてこうした内容が伝えられると、ファンは「渋野がどんな過ちを犯したのか分からない。不必要な条項だ」、「日本でプレーする分、米国でプレーするのも重要だ」、「ゴルフもメンタルスポーツなのに、こうしたことが選手の感情を傷つけることになる」、「時代錯誤的な規定だ」と渋野を擁護した。

 韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーにもディフェンディングチャンピオンの大会出場規定がある。しかし、海外ツアーで活動中であったり、招待選手として参加する場合には別途審査を行って規定への適用有無を決めることになっている。韓国国内では、まだこの規定を破って罰金を払った選手はいない。

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