「漢江・医大生事件」、死亡した学生と一緒にいた友人が「家族と会う姿」防犯カメラ映像に(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」、死亡した学生と一緒にいた友人が「家族と会う姿」防犯カメラ映像に(画像提供:wowkorea)
韓国・ソウルのハンガン(漢江)公園で酒を飲んでいたところ行方不明となり、遺体となって発見された医大生ソン・ジョンミンさんの事件で、ソンさんと一緒にいた友人Aさんが漢江公園で家族と推定される人物と会っているようすが映された防犯カメラ映像が公開された。

 KBSの報道によると、亡くなったソンさんの友人Aさんは先月25日午前4時半ごろ、ひとりで帰宅。その後、Aさんは1時間20分後の午前5時50分ごろ、漢江公園の防犯カメラに再び映っていた。

 Aさんは誰かを探すかのように公園を動きまわり、一緒にいる両親と推定される人物と落ち合う。映像でAさんは、座り込むようなシーンもあった。

 ソウル警察庁のチョン・ハヨン警察庁長は10日、ソウル市内で開かれた記者懇談会で、去る9日にAさんと(Aさんの)父親を呼び聴取したと伝えた。この聴取はおよそ10時間ほどおこなわれ、Aさんと父親はそれぞれ別の部屋で聴取を受け、弁護士を伴って出席したことがわかった。

 また、Aさんの母親の携帯電話と関連し「(行方不明当日)午前3時30分直後、Aさんと通話した痕跡が見つかったため、(先週)任意提出を受け、フォレンジック作業を完了した」と伝えられた。

 一方、ソン・ジョンミンさんは先月24日午後11時ごろから25日午前2時ごろまで、漢江公園で酒を飲み眠った後、行方不明となった。そして5日後の30日、遺体で川の中から発見された。

 ソンさんを誘い一緒に酒を飲んでいた友人Aさんは、警察の調べに対し「午前4時30分頃、川辺の公園で目が覚めたら、ジョンミンの姿が見えなかったため帰宅した」と話したと伝えられている。

 その1時間後の5時30分、Aさんは着替をして運動靴を履き替えて現場に戻っていた。Aさんは行方不明のソンさんのスマホを持っていたり、自身のスマホを紛失したと話したり、当日に履いた高価な運動靴を行方不明の段階で捨てたりして、遺族から疑われている。
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