ソウル市、「医療観光の再跳躍」目指し協議会発足(画像提供:wowkorea)
ソウル市、「医療観光の再跳躍」目指し協議会発足(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス事態の長期化でソウルを訪れる外国人患者の足が途絶え、最悪の状況におかれた医療観光。ソウル市は危機をチャンスに変えるため、今年を「ソウル医療観光再跳躍の元年」に定め、関連インフラの再整備、戦略的な広報・マーケティングに積極的に乗り出すことにした。

ソウル市は21日、医療観光政策施行の核心的な役割を果たす「第2期ソウル医療観光活性化推進協議会」を発足し、医療機関・医療観光の誘致機関・学会などの民間と協力してソウル医療観光の未来の青写真をより具体化すると、20日明らかにした。

市は、「スマート・オールケア、医療・ビューティー・ウェルネス観光都市」のビジョンのもと、ビューティー・ウェルネス観光を含む医療観光の生態系拡張を中心的に推進する計画だ。ポスト・コロナ時代、変化した医療観光トレンドに素早く対応し、全世界の医療観光市場を占有するとの目標だ。

代表的なものとして、△ソウルメディカル&ビューティー・ウェルネス支援センター(仮称)などのビューティー・ウェルネス観光インフラの再整備およびコンテンツの拡散、△重症疾患のある外国人患者の自主隔離費支援、△ソウル医療観光国際トラベルマートのオン・オフライン開催(10月)などを集中推進する予定だ。

ソウル市のチュ・ヨンテ観光体育局長は、「ソウル市は新型コロナウイルスの回復時点に合わせ、停滞していた医療観光の需要に適宜対応するため、ビューティー・ウェルネスを含むソウルの医療観光インフラを丹念に整備していく」とし、「ソウルの優れた医療技術と細やかな防疫を武器に、ポスト・コロナ時代のソウルの医療観光が一歩跳躍できるよう最善を尽くして推進していく」と話している。
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