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当局は、突破感染は珍しい事例であり、突破感染でコロナに感染しても症状は軽症だと強調している。
25日、中央防疫対策本部によると、国内でコロナ予防接種が完了して14日が経過した後に感染が確認された事例は接種完了者148万2842人(21日現在)のうち4人である。
中央防疫対策本部はコロナの予防接種が完了した後に感染が確認された‘突破感染’の事例を説明し「皆さんの健康と安全のために予防接種を受けることは依然として重要である」と強調した。
当局によると、4人のうち、ワクチン接種から14日後にウイルスに感染した事例は2人とのことだ。初の突破感染事例は20代の医療スタッフで、ファイザーワクチンを2次まで接種し14日が過ぎた時点でコロナウイルスに感染した。
また、他の突破感染事例は30代で同じくファイザーワクチンを2次まで接種してから約50日後にコロナの感染判定を受けた。
他の2人は、ファイザーワクチンの接種後、14日が過ぎる前にウイルスに感染したものと推定されている。このため、当局はこれらの事例の場合、ワクチンの予防効果と蓋然性が足りないという評価を下している。
一方では、変異ウイルスのために突破感染が起きたのではないかという指摘も出ている。しかし、最初の突破感染事例の場合、変異ウイルスではないことが確認された。
当局は、突破感染は変異ウイルスだけでなく、変異ウイルスでない状況でも発生する可能性があると見ている。
中央防疫対策本部疫学調査分析団のイ・サンウォン団長は「突破感染は変異ウイルスだけでなく、非変異ウイルスでも発生する可能性がある」とし「人それぞれの違いによる反応と見ることができる」と説明した。
これと共に、当局は「突破感染といってもワクチンを接種したのだから、相対的に軽症か無症状である可能性が高い」と強調した。ただし、突破感染者が他の人にコロナウイルスを伝播するかどうかは、さらに調査が必要だと判断している。
コロナ予防接種対応推進団異常反応調査支援チームのパク・ヨンジュンチーム長は「突破感染の事例の場合、他の人に感染するのかという部分については、もう少し調査・研究が必要な部分だと思う」とし「今のところ突破感染したとしても事例は非常に珍しく、ワクチン接種力がない人に比べて臨床症状は軽症であり、追加感染させる感染性は低いと思われる」と述べた。
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