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1日、韓国警察などによると、ソウル警察庁聴聞・捜査合同真相調査団(真相調査団)は「真相調査の最終段階で追加確認する必要があり、ソウル・ソチョ(瑞草)警察署の情報課警察官たちのパソコンを確保してフォレンジックを依頼した」と明らかにした。
また警察は、李次官の暴行事件を担当した瑞草警察署捜査官A氏とタクシー運転手B氏を前日再び召喚し、事情聴取をしたという。
これと共に、警察はB氏に防犯カメラ映像の削除を要求した嫌疑で、李次官を先月30日に呼んで19時間にわたる取り調べをしている。
瑞草警察署の‘李次官手抜き捜査’疑惑とこの過程で李次官の外圧があったかなどについて調べている真相調査団は、早ければ今週にも捜査結果を発表するものと思われる。
これに先立ち、李次官は弁護士だった昨年11月6日、酒に酔ってタクシーの中でB氏の胸ぐらをつかんで暴行した嫌疑が持たれている。それだけでなく、事件の2日後、李次官はB氏に会い、タクシーの防犯カメラの録画映像を削除するよう要求したという。
警察はB氏が処罰を望まないという意思を明らかにしたとして、11月12日にこの事件を‘公訴権なし’で捜査を終結させた。
しかし、今年1月にB氏が「携帯電話で撮影した映像を警察に見せたのに、事件から5日後の11月11日、担当警察が『映像は見なかったことにする』と言った」という事実が明らかになり、警察が李次官の事件を手抜き捜査したのではないかという疑惑が浮上した。
当初、警察は「李次官が弁護士だということを知っていただけだ」と主張していた。しかし、事件を担当した警察が、初代の高位公職者捜査処長候補として李次官の名前が挙がっていたことを知っていた情況が明らかになり、‘手抜き捜査’との疑惑が強まった。
なお、李次官は就任6か月目の先月28日に「新しい人が必要だ」として辞意を表明した。
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