米政府提供ヤンセンワクチン、5日の深夜に韓国到着...10日から接種開始=韓国(画像提供:wowkorea)
米政府提供ヤンセンワクチン、5日の深夜に韓国到着...10日から接種開始=韓国(画像提供:wowkorea)
米国政府が韓国に供与するヤンセンワクチン101万人分が5日深夜に到着する。到着したワクチンは、品質検査などを経て10日から20日までに接種される予定である。

4日、汎政府ワクチン導入タスクフォース(TF)によると、米国ジョンソン・エンド・ジョンソン社のヤンセンワクチン101万2800人分を積んだ軍輸送機は、5日午前0時50分、京畿道城南のソウル空港に到着する。

先月21日に開かれた米韓首脳会談で、米国側は「米軍と定期接触している韓国軍55万人に対するワクチンを提供する予定だ」と発表した。以降、米韓は追加協議を通じて、米国側の供与分を101万人分へと2倍近く増やした。

ヤンセンワクチンは、4月7日に韓国で品目許可を受け、韓国政府は供与すぐ接種に活用できるよう、今月3日に緊急使用の承認をした。また、ワクチンをできる限り迅速に韓国国内に持ち込むために、韓国の軍用機で輸送した後、すぐに通関も完了する予定である。ワクチンの輸送に軍用機が使用されるのは今回が初めてとなる。

韓国政府は、供与されたワクチンを食品医薬品安全処の独自の品質検査と国内配送手続きを経て、予防接種に活用する計画だ。

接種対象は、米国政府との協議と予防接種専門委員会を経て、30歳以上の予備軍、民間防衛隊員、国防・外交関係者に確定した。すでに今月1日から始まった予防接種の予約は、18時間で計90万人が予約し締め切られた。

ワクチンの到着に合わせてソウル空港駐機場の国賓会場では、米韓同盟の象徴でもある今回のワクチンの供与を記念する行事が行われる。

クォン・ドクチョル保健福祉部長官は、「今回、米国政府が供与するヤンセンワクチン101万人分を迅速に導入し、6月中旬には接種に活用できるようになり、日常の回復が一層早まるだろう」と述べた。

また、「今後も計画されたワクチン導入を積極的に推進し、上半期に1300万人の1次接種と11月の集団免疫形成目標を支援する計画だ」と付け加えた。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 79