チョン外相は この日の夜9時頃、王毅外相と電話会談を行なった。この日の会談は、今年の4月3日 チョン外相が中国福建省の廈門を訪れ 中韓外相会談を行なって以来、約2か月ぶりとなる。
今回の会談で両外相は、以前の対面会談で話し合った両国間の主要協力事案の推進状況を確認した。
中韓は来年、修交30周年を迎える。両国は これをきっかけに「2021年~2022年 中韓文化交流の年」を宣言し、中韓関係発展のロードマップを準備するための “中韓関係 未来発展委員会”を、今年の上半期 発足することにしている。
両外相はこの日の会談で、このことに関するプログラムの準備状況を共有し、関連準備が完了し次第、早期に公式発表することにした。
両外相は、高位級の交流が中韓関係の深化・発展において重要だという認識の下、新型コロナウイルス感染症事態が安定され 条件が整い次第、習近平 中国国家主席の早期訪韓のために、引き続き疎通していくことで一致した。また 新型コロナへの対応過程で 両国間の成果を基に、両国民間における人的交流 活性化のための協力方案を模索していくことにした。これにより 中国とのワクチン・パスポートが導入されるか注目されている。
さらに 地域および世界的次元での多様な問題について意見を交換し、気候変動など主要な懸案への対応において 中韓間の協力を強化していくことで合意した。この話の中でチョン外相は、先日 ソウルで開催されたP4Gサミットで、気候対応において 先導国家と開発途上国が参加したソウル宣言文が採択され、これを米国と中国が皆 支持したことを評価した。
両外相は今後も、中韓間の高位級の戦略的疎通を続けていくことにした。
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