サムスン電子のDRAMのシェアは2019年7~9月期に44.4%を記録した後、昨年10~12月期まで5四半期連続で下落していたが、今年に入り上昇に転じた。
これにSKハイニックスが28.8%で2位、米国のマイクロン・テクノロジーが24.3%で3位となった。
SKハイニックスは昨年10~12月期(29.3%)に比べシェアが小幅に下落、マイクロン・テクノロジーは同水準を維持した。
NAND型フラッシュメモリー市場でも、サムスン電子が1~3月期にシェアを33.4%としトップの座を守った。これに続いたのが、日本キオクシア(18.4%)、米国ウェスタンデジタル(14.2%)、SKハイニックス(12.2%)、米国マイクロン・テクノロジー(11.9%)、米国インテル(7.4%)だった。SKハイニックスによるインテルのNAND型フラッシュメモリー事業部の買収が完了すれば、同社のシェアは20%近くになるとみられる。
米国調査会社のストレージ・アナリティクスは今年1~3月期、スマートフォン向け半導体メモリ市場で、サムスン電子のシェアは49%となり1位だったと発表した。SKハイニックスのシェアは23%、米国マイクロン・テクノロジーは14%だった。
スマートフォン用NAND型フラッシュメモリーでも、サムスン電子のシェアは42%と最大だった。SKハイニックスとキオクシアが、それぞれ20%、19%で続いている。
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