マスクを外した米国…「デルタ変異」新規感染3万人台に急増(画像提供:wowkorea)
マスクを外した米国…「デルタ変異」新規感染3万人台に急増(画像提供:wowkorea)
米国でデルタ変異ウイルスが流行の兆しをみせている。最近になってコロナ新規感染者が急激に増えているためだ。米国はすでにスク着用への意識が薄れた状況で、より危険だという主張が出ている。

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12日(現地時間)、米国疾病管理予防センター(CDC)によると11日、米国内のコロナ新規感染者は2万8187人となった。

米国は今年1月は1日に31万人以上の感染者が発生していたが、3月以降は大規模なワクチン接種で感染者が急激に減少した。今月6日の感染者は3180人まで減った。ところが最近再び急増の兆しを見せている。8日の3万6990人をはじめとして2万2569人→2万6570人→2万8187人と毎日感染者数が3万人前後まで増えたのである。これは今年5月初めと同水準だ。

最近、米国が抱える問題は、大半がマスクを着用していないにもかかわらず、ワクチン接種率は50%台後半で停滞しているという点である。CDCの集計を見ると、コロナワクチンを2回接種した18歳以上の成人は58.9%である。米国政府が目標に掲げた数値に及んでいない。

アンソニー・ポーチ米国国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)所長は、NBC放送とのインタビューで、「6月の死亡者数をみると、99.2%がワクチンを受けていない人だった」とし「予防できたという点が悲劇的なことだ」と述べた。

彼は「ワクチンの効果が100%ではないうえ、人ごとにワクチンに対する反応が異なるため、接種後コロナにかかったり、死亡する可能性はあるとし、「しかし、困難を経験するのは未接種者が圧倒的に多い」とした。
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