2009年から2018年における自殺死亡率の推移(青い線は韓国・赤い線はOECDの平均)(画像提供:wowkorea)
2009年から2018年における自殺死亡率の推移(青い線は韓国・赤い線はOECDの平均)(画像提供:wowkorea)
韓国は、自殺死亡率(以下 自殺率)が OECD(経済協力開発機構)加盟国の中で「最も高い」ことがわかった。特に 2017年まで下降線をえがいていた自殺率は、2018年には 再び上昇している。

きょう(19日)韓国の保健福祉部(厚生労働省の厚生部分に相当)が「OECD保健統計2021」を分析し発表した結果によると、2018年の韓国の自殺率は、人口10万人あたり24.7人を記録した。OECDの平均である11.0人に比べると 2倍以上高く、自殺率が最も低いトルコ(2.6人)と比べると 10倍ちかく高い数値である。

ここ2年間においては OECDの新規加盟国であるリトアニアの自殺率が1位であったが、今回 再び「自殺率1位国家」という不名誉な結果となった。

韓国保健社会研究院の関係者は「自殺の場合 個人的な原因もあるが、経済社会的要因もあり 非常に複合的だ」と説明した。

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