AZ・ファイザー交差接種後、昏睡状態に...先月には死亡事例も=韓国(画像提供:wowkorea)
AZ・ファイザー交差接種後、昏睡状態に...先月には死亡事例も=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国でアストラゼネカとファイザーの新型コロナウイルスワクチンを交差接種した妻が、心肺停止で意識不明の状態に陥ったという内容が国民請願に書き込まれた。

21日、韓国国民請願掲示板によると、自身をキョンサンナムド(慶尚南道)に住む50歳男性と紹介したある請願者は、自分の妻が6月末にアストラゼネカワクチン1次接種を受け、7月6日にファイザーワクチン2次接種(交差接種)を受けた後、昏睡状態となり現在は集中治療室で生死の境をさまよっていると明らかにした。

請願者は「2次接種の2日後である7月8日から嘔吐と下痢、胸の締め付け、疲労の症状などで治療を受け、心臓手術も受けたが現在は昏睡状態」と説明した。

続いて「妻は今年48歳で基礎疾患も全くなく、非常に健康的だった」とし「高齢者に関わる仕事をしていたため、早期ワクチン接種対象者に分類され、ワクチン接種を受けたが、下手すれば二度と妻に会えないかもしれないと思うと涙が溢れる。高3と中2の2人の息子が母親の不在で苦しむ姿を見ると、とても胸が痛む」と訴えた。

また、韓国政府のワクチン接種政策に対して、「徹底した臨床を経ずに、短期間で生産されたワクチンを使用することで接種率を高めることに血眼になっているだけ」とし「増え続ける副反応に対する対処は全くないように見える」と指摘した。

請願者はムン・ジェイン(文在寅)大統領やチョン・ウンギョン(鄭銀敬)疾病管理庁長などを名指しし、「ワクチン接種後の副反応事例を監視し、国民にどんな副反応が発生する可能性があるのかを詳しく伝えて欲しい」とし「接種後に異常症状が発生した場合も、さまざまな可能性に対する検査と積極的な治療で私の妻のような犠牲者が出ないようシステムを構築してほしい」と要請した。

これに先立ち、先月20日にもアストラゼネカとファイザーの交差接種を受けた50代の警察官が接種から3日後に死亡した。彼は交差接種後、頭痛と寒気などの副反応が起きていたと伝えられた。

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