韓国-EU、来月から入国禁止が解除…3か月間の相互無ビザ入国が可能に

韓国政府と欧州連合(EU)が来月から入国制限を解除する。韓国とEU、シェンゲン協定締結国のパスポート保有者は互いに3か月間、無ビザで入国することが可能となった。

韓国政府は来月1日0時からEUとシェンゲン協定締結国に対するビザ免除協定と無ビザ入国暫定停止措置を解除すると、26日に明らかにした。

これにより、来月1日から韓国のパスポート保有者は、EU諸国と非EU加盟国のシェンゲン協定締結国の両方で、90日以下の無ビザ入国が可能となる。フランスは昨年7月3日から、ドイツは今年1月1日から韓国を対象とした入国制限措置を解除し、90日以内の無ビザ入国を許可した。EU諸国と非EU加盟国のシェンゲン協定締結国のパスポート保有者も韓国に90日以下であれば、無ビザで入国することができる。

韓国政府は昨年4月から新型コロナウイルスの国内流入と感染拡大などを防ぐために、EUおよびシェンゲン協定締結国に対するビザ免除協定と無ビザ入国を暫定停止した。ただし、国内入国者に対する2週間の自己隔離はそのまま適用する。EU27加盟国のうち22か国とノルウェー、スイス、アイスランド、リヒテンシュタインなど26か国がシェンゲン協定に加盟している。