強盗強かん・強盗殺害などの前科14犯であるカン氏は、女性一人を殺害し電子装置を切り逃走する過程で、別の女性一人を殺害し29日に自首した。
30日に放送局YTNは去る28日午前9時頃、ソウル駅前の防犯カメラに映ったカン氏の姿を公開した。
該当の防犯カメラ映像でカン氏は、黒い乗用車から降り歩道を歩いていた。その後再び防犯カメラに捕らえられたカン氏は、車に向かうかと思ったが周辺にいた警察官を見て驚き、反対方向へ歩みを変えた。
それは26日夜9時30分頃に40代女性を殺害した2日後の、電子装置を切り逃走したカン氏だった。
カン氏は最初の犯行を起こした後、1時間半が過ぎて知人に電話をして「今大きな事故が起きた、どこに隠れればいいか」と聞いたとされている。放送局SBSによると、彼は女性を殺害した後に切断機を購入し知人に手助けを要請したと推測される。
警察は現在、カン氏が移動中バスに捨てた携帯電話を確保し、2番目の被害者を殺害して警察に自首するまでの行動を確認している。
カン氏は警察に「29日夜中3時30分頃、チャムシル(蚕室)の漢江公園駐車場近くの道路に止めた被害者の車の中で、女性を殺害した」と2次犯行場所を陳述したという。
彼は2番目の女性を殺害して4時間30分後に、死体を車の後部座席に乗せたまま警察署へ向かい自首したとされている。カン氏は女性2人ともが自身と知り合いだったと陳述した。
警察は30日カン氏に対して、殺人と電子装置毀損(きそん)容疑で拘束令状を申請した。またカン氏に対する身上公開審議委員会開催を検討している。
この他に去る21日に全羅南道ジャンフン(長興)で電子装置を切り逃げた50代男性A氏の行方はまだ確認されていない。A氏は去る2011年に未成年者を性暴行し懲役5年の宣告を受け出所し、電子装置を着用していた。
一方、カン氏の事件と関連し、法務部(法務省に相当)は再発防止対策を発表した。
パク・ボムゲ法務部長官は主務省庁の首長として国民に謝罪し、すぐに法務部はブリーフィングを開き改善法案を発表した。電子装置の丈夫さを強化し、すでに毀損されていても迅速な検挙のため警察との共助も強化するなどの内容だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 71