韓国の前大統領府報道官　「勝負師文在寅」出版へ

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅（ムン・ジェイン）政権で青瓦台（大統領府）報道官を務めた康珉碩（カン・ミンソク）国会議長特別補佐官が１日、ソウル市内で記者会見を開き、文政権の新型コロナウイルス対応をまとめた書籍「勝負師文在寅」を出版すると明らかにした。　康氏は「コロナがいつ終わるか誰も分からないが、振り返ることは振り返り、整理することは整理するという観点、現実を直視するという観点から本を書いた」と述べた。　康氏は２０２０年２月から今年４月まで青瓦台報道官を務めた。同書では文大統領と政府が新型コロナウイルスにどう対応したかについて詳細に紹介する。　康氏は「（来年３月の）大統領選を控えているためか、これまでの大統領の努力をけなす主張があふれている」として、「危機克服に向けた政府の努力を傷つける動きに対応するため、ありのままの事実だけを伝えようとした」と述べた。　同書は１０日に出版される。