忠清南道天安市の「記憶と平和のための1923歴史館」で開かれた朝鮮人虐殺事件の犠牲者を追悼する行事で声明文を発表する市民団体関係者(1923韓日在日市民連帯提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
忠清南道天安市の「記憶と平和のための1923歴史館」で開かれた朝鮮人虐殺事件の犠牲者を追悼する行事で声明文を発表する市民団体関係者(1923韓日在日市民連帯提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】1923年の関東大震災から98年となる1日、震災時に起きた朝鮮人虐殺事件の犠牲者を追悼する行事が韓国中部・忠清南道天安市の「記憶と平和のための1923歴史館」で開かれ、1923韓日在日市民連帯をはじめとする両国の各市民団体が韓日両政府に同事件の真相究明や被害者の名誉回復などを要請する声明を発表した。 1923年9月1日に関東地域で発生した大震災では10万人以上の死者・行方不明者が出た。震災の混乱の中、「朝鮮人が井戸に毒を入れ、略奪している」などのデマが流れ、日本人が多くの朝鮮人を集団で殺害した。 各団体は声明書で日本政府に対し、朝鮮人虐殺事件の責任を認めて謝罪するよう求め、韓国政府に対しては事件の真相究明、被害者の名誉回復、同事件に関する特別法の制定などを要請した。 同声明には韓日両国の市民団体、大学、研究所、宗教界などから約200人が参加した。
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