「共に民主党」のピョ・チャンウォン元議員が進行を務めるラジオ番組では、ソウル大学病院に勤務する現職の看護師Aさんとの電話インタビューが公開された。
この日Aさんは、先ごろ看護師らがソウル市庁前に集まり647枚の辞表を手にデモを行った。「647」とは新型コロナウイルスの発生後、ソウル大学病院とボラメ病院、ソウル医療院に辞表を提出した看護師の数だ。
インタビューでAさんは「新型コロナウイルスが昨年1月(韓国で)発生してから、ソウル大学病院、ボラメ病院、ソウル医療院で働く674人の看護師が辞職した」とし、「全病院を合わせれば、実際にはかなりの数の看護師が辞職し、いまのように人手に変化がなければ、きょうも明日も辞表を提出する看護師がどんどん増えていくだろう。本当につらい現実」と吐露。
また、現状についてAさんは「受給がスムーズにされていない場所では、看護師1人が60人の患者を担当し、最低賃金で働いている」と深刻な状況を説明した。
Aさんは「本当に大変な場所は、受給が厳しい地域だ。実際に、一部地域では看護師の給料問題がコロナ以前から深刻だった。最低賃金で数多くの患者を担当している」とし、「働く人がいなければ、医療崩壊する。医師の場合は、そのような地域であればあるほど賃金が上がるが、看護師には手厚いケアはない」と厳しい現実を伝えた。
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