22日(現地時間)米経済専門ニュース放送局“CNBC”は、米ジョンズ・ホプキンス大学の統計を引用し「先週一週間基準の一日の平均死者数は2031人で、ことし3月以降の最多を記録した」と伝えた。
感染者の増加の勢いは一週間前に比べて13%、今月初めに比べて43%という急激な上昇曲線を描いている。
さらに懸念されることは、これから冬のインフルエンザシーズンを迎えるにあたり、新型コロナが再拡散することにより米国の医療体系にかなりの負担が加重されることが予想されるという点だ。
昨年の場合、インフルエンザの患者数は相対的に多くはなかったが、ことしもそのような現象となるという保障はないためである。
米ブラウン大学の公衆衛生学部副学長であるミーガン・ラニー博士は「これから直面する非常に忙しい冬に備えている」とし「昨年インフルエンザ患者がなぜ少なかったのかは、我々が皆マスクを着用しソーシャルディスタンスをしていたためだ。そのような措置が今、米国のほとんどの地域では施行されていない」と語った。
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