しかし、シンガポールだけでなく、北欧、日本まで「ウィズコロナ」を準備しており、韓国の「ウィズコロナ」も今後どうなるのか注目が集まっている。
2日、日刊ストレーツタイムズおよび外信によると、シンガポール保健省は前日、感染者が2909人発生したと発表した。このうち2079人が地域社会、818人が主に外国人労働者が滞在する寮から、海外入流が12人だった。
シンガポールは四日前に2236人が発生したのに続き、翌日には2268人、その翌日には2478人の新規感染者が発生し、連日、過去最多を更新している。
シンガポールは、世界で最も高い水準のワクチン接種率を記録し、先月から段階的に日常を回復する、いわゆる「ウィズコロナ」を採択した。
シンガポールの人口は約545万人であり、このうち82%を超える市民がワクチン接種を完了している。しかし、その後、感染力が強いデルタ変異ウイルスが広がり、感染者が急激に増えている。
シンガポールだけでなく、北欧と日本も「ウィズコロナ」に防疫体系を転換する。これに先立ち、デンマークは人口の75%がワクチン接種を終え、「ウィズコロナ」に転換した。ノルウェーとスウェーデンも新型コロナ規制を大部分緩和した状態である。
日本も10月から「ウィズコロナ」に防疫体系を転換する。日本政府は、10月から東京都など19の広域地域に発令した緊急事態宣言と8つの広域地域に発令した蔓延防止などの重点措置を解除する。緊急措置と重点措置を全面解除するのは、ことし4月以来、約6か月ぶりである。
一方、韓国でも「ウィズコロナ」を準備している。ホン・ナムギ経済副首相は先月30日、「10月中に全国民70%のワクチン接種と集団免疫の形成などを契機とする、いわゆる『段階的日常回復(ウィズコロナ)』の試みを通じ、根本的に防疫と経済の調和を通じた民生回復に力を注ぐ」と明らかにした。
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