日本の自動車メーカー・トヨタ自動車が米国の自動車市場で最も多くの車を販売した会社になった。
1日(現地時間)、ウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、トヨタは第3四半期に米国で56万6005台の自動車を販売した。
2位のGMとは11万9000台差で、トヨタがリードした。
今年4~6月期と7~9月期の2四半期連続で米国の自動車市場1位になったトヨタは、今年1~9月の累積販売順位でも1位になった。
トヨタはこれに先立ち、米国の自動車市場に参入してから23年目となった今年の第2四半期に初めてGMをの販売量を抜き、米国の四半期における販売台数で首位に立った。
長い間、米国の自動車市場を支配してきたGMは、第3四半期の販売量が前年同期より33%も激減した。ジープやクライスラー、ダッジ・ラムなどのブランドを所有しているステランティスも第3四半期の販売量が19%も減少した。
しかし、トヨタは同期間の米国自動車市場における販売台数が1.4%増加し、韓国の現代(ヒョンデ)自動車も販売台数が4%増加した。
ただ、トヨタ北米法人のマーケティング・販売部門長のジャック・ホリス氏は「これは異例のことで、すべてが正常な環境であったならば、われわれが1位になることはできなかっただろう」とし、トヨタの米国市場支配が今後も永久的に続くことはないとの見通しを示した。
消費者調査機関のJDパワーは、トヨタの第3四半期の米自動車販売台数は330万台と、1年前に比べ13%下落するだろうと見込んだ。
一方、車両向け半導体が不足している事態は、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)のデルタ変異株の拡散によって東南アジアなどの部品工場の運営に支障が生じているため、来年まで長期化するものと見られる。
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