馬事会会長、暴言で解任、経営正常化が急がれる=韓国(画像提供:wowkorea)
馬事会会長、暴言で解任、経営正常化が急がれる=韓国(画像提供:wowkorea)
今年3月の就任後、側近採用時に暴言を発したとしてキム・ウナム韓国馬事会会長が解任された。

政府は1日、9月24日に開かれた公共機関運営委員会で、キム会長の解任案を議決し、大統領の裁可を経て解任が確定した。

キム会長は就任1か月目の今年4月、労組側から暴言など職場内のパワハラを提起された。

当選3回の国会議員のキム会長が、過去に補佐官を務めた人物を秘書室長に採用するよう指示したが、「規定に反しているため不可能だ」という人事担当者の説明に暴言を浴びせたというのが労組の主張だ。

議論が広がると、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は異例にも、直ちにキム会長の事態に対して監察を実施し、事実関係を徹底的に確認し、迅速かつ断固たる措置を取るよう指示した。

大統領府の監察などを経て、農林畜産食品部は7月1日、キム会長に該当行為が解任建議事案に該当するという結果を通知し、職務を停止した。キム会長は職務停止仮処分申請をするなど反発したが受け入れられず、解任措置になった。

馬事会側は2日、「韓国馬事会長の解任に関する国民の皆様へのメッセージ」として、「キム・ウナム会長と関連した不祥事で国民とお客様、全国馬産業従事者の皆様に多大なご心配をおかけし、申し訳なく思っている」とし、「最高経営責任者の解任により、競馬と馬産業親族の危機を心配する声が多いだけに、会長職務代行を中心に経営空白を最小限に抑え、経営正常化のため最善の努力を尽くす」と明らかにした。
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