日本はことし4月初めに緊急事態宣言を発令し、約6か月間、ほとんどの地域で移動を制限した。しかし、最近になり新規感染者数が急減したことを受け、今月1日から緊急事態宣言を全面解除し、ウィズコロナに突入した。
今月2日基準で、日本国内の新型コロナウイルス新規感染者数は一日1246人で、東京オリンピック開催当時だった8月の1日2万人台に比べ10分の1以下を記録した。
日本メディアによると、今月2〜3日、日本各地の居酒屋やレストラン、ゲームセンターなどは、久しぶりに外出した人でいっぱいだった。また、マスクの未着用も目立った。
特に、東京の主要繁華街は、人で溢れかえっていた。密閉空間内での感染を懸念し午後8時までだった営業時間制限措置が解除され、各飲食店には入店待ちの客が長蛇の列を作った。
飲食店を訪れる人が増えたのは、飲食店内での酒類販売が再び認められたことと無関係ではないという分析である。
通信事業者NTTドコモのモバイル空間統計資料を分析した結果、今月2日夜12時、銀座の人出は1週前の先月25日より8%増加した。また、朝日新聞によると、上野の2日正午基準の人では1週前より12%増え、浅草10%、渋谷と銀座・池袋もそれぞれ4〜6%増加した。
入場者数を5000人から1万人に増やした東京ディズニーランド、大阪ユニバーサル・スタジオなどの主要観光地は、朝から人が殺到した。
日本のウィズコロナ施行は、高いワクチン接種率のおかげと解釈される。9月30日基準で1次接種を終えた割合は人口比70.4%、2次接種完了者は59.8%に達している。
ただし、冬を控えているだけに、再拡散への警戒感を緩めてはならないと、公衆衛生専門家らは警告した。各地方自治団体長らも2日、オンライン会議を開催し、第6次大流行の可能性に備えた対策を議論した。
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