韓国の過去5年間の新再生エネルギー生産用輸入機資材のうち、その90%は「中国製」であったことがわかった(画像提供:wowkorea)
韓国の過去5年間の新再生エネルギー生産用輸入機資材のうち、その90%は「中国製」であったことがわかった(画像提供:wowkorea)
ここ約5年間、韓国に輸入された太陽光・風力などの新再生エネルギー生産用機資材のうち、その90%は「中国製」であったことがわかった。

きょう(6日)国会企画財政委員会所属のペ・ジュニョン“国民の力”議員が関税庁から入手した資料によると、2017年から2021年8月までの新再生エネルギー機資材輸入額4480万ドルのうち、中国製の輸入額は約4010万ドルと集計された。

これは、輸入額全体における中国製の割合が89.5%に達していることになる。また同期間に輸入された新再生エネルギー機資材に対する関税減免額は、計12億9000万ウォン(約1億2082万円)であった。

韓国政府は、1998年から太陽光・太陽熱・風力などの新再生エネルギー生産に使われる輸入機資材の関税を50%(2008年以前は65%)減免しているが、ことしの税法改正によりこのような恵沢は2023年まで延長されることになった。

ペ議員は「統計によると、新再生エネルギー関連の輸入機資材のうち、中国製が事実上全部であり、法令による関税軽減の恵沢もそのほとんどが中国製に付与されたものと推定される」とし「政府は、輸入製よりも国産機資材の活性化案を講じるよう、まず検討する必要がある」と求めた。

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