17日、大統領府の国民請願掲示板に「モデルナワクチン接種後の慌ただしい死を解決してくれ」という題の文が掲載された。
故人の妻だと自分を紹介した請願者A氏は、「二人の子供の父であり、生涯のパートナーと固く信じていた夫が16日、病院で息を引き取った」と話し始めた。
A氏は、「(夫は)15日午後2時頃、病院でモデルナワクチンの2次接種を受けた」とし「大切な家族を守るため、25トンのダンプカーの運転手として働く夫は、接種翌日に出勤したが、数時間後に『夫が極めて危険な状態であり、心肺蘇生をしている』という電話を受けた」と説明した。
続いて「夫の同僚に話を聞くと、お昼に(夫の)顔色が悪かったため病院に行くよう言われ退勤後に来院する予定だったが、昼休みが過ぎても夫が運転するダンプカーが動かなかったので、待機していた同僚がドアを開けたら、意識がなかった」と明らかにした。
それとともに「急いで夫がいる病院に子供を連れて行ったが、すでに死亡宣告がされていた」とし「夫は酒やタバコは一度も口にしたことがなく、基礎疾患の患者でもなく、誰よりも健康だった」と述べた。
韓国では新型コロナウイルスワクチンの副反応について労災を認めたケースは2件に過ぎないことが分かった。
キム・ウン国民の力議員は今月15日、国会環境労働委員会で開かれた雇用労働部傘下機関の国政監査で、カン・スンヒ勤労福祉公団理事長に「ワクチンを必須的に接種しなければならない優先接種対象労働者に発生した副作用についても、業務上の災害認定に関する具体的な手続きと基準を構築するべきだ」と指摘した。
これに対し勤労福祉公団の関係者は、「ワクチンの副作用により労災申請をしたケース自体が多くはない」とし「現在までに申請が21件あり、承認2件、不承認3件、返還2件、進行中が15件だ」と説明した。
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