カカオジャパンが社名変更して欧州ウェブトゥーン市場に進出＝韓国報道

カカオジャパンが「カカオピッコマ」に社名を変更し、欧州市場に本格進出する。

キム・ジェヨン の最新ニュースまとめ

　カカオジャパンは今月4日、今月11日から社名を「カカオピッコマ」に変更すると発表した。カカオジャパンは全世界の漫画市場1位である日本でシェア率1位のウェブトゥーン『ピッコマ』を運営している。サービス名と社名を統一してブランド認知度を強化し、欧州などグローバル市場に活動範囲を広げるためだ。

　カカオジャパンは今年9月、フランスで「ピッコマヨーロッパ（Piccoma Europe）」の設立を完了した。年内にフランスでもピッコマサービスを開始する予定だ。カカオジャパンはこれに先立って、漫画『俺だけレベルアップな件』などを通して日本で競争力を立証したカカオエンターテインメントのオリジナル知的財産権（IP）、日本市場で確保したデジタル漫画コンテンツをはじめ、フランス現地のマンガをデジタル化して提供することで総合デジタル漫画プラットフォームとして位置づけられるようにする計画だ。

　カカオジャパンのキム・ジェヨン代表は「最近、ヨーロッパは出版漫画市場が“デジタル漫画”に転換する傾向があり、特にフランスはヨーロッパにおけるコンテンツ市場の中心地として世界中のプラットフォーム企業から注目を集めている状況」だとし、「日本でピッコマアプリを開発し、成功させた経験とノウハウをもとにフランス市場でピッコマを定着させ、総合デジタル漫画プラットフォームに進化させるとともにカカオのグローバル進出の土台を築いていく」と伝えた。