セサミストリート、7歳の韓国系キャラクター登場、アジア人差別がきっかけ=韓国(画像提供:wowkorea)
セサミストリート、7歳の韓国系キャラクター登場、アジア人差別がきっかけ=韓国(画像提供:wowkorea)
アメリカの子供人形劇番組「セサミストリート」に韓国系キャラクターが登場した。1969年に放送を開始して以来、アジア系の人形が登場したのは今回が初めてだ。

AP通信は15日、11月25日に放送される「セサミストリートスペシャル」で、7歳の韓国系アメリカ人の女の子キャラクター「ジヨン」が出演すると報じた。子供向け長寿番組の「セサミストリート」は、全ての子供に平等な教育を提供するという趣旨で、多様な人種や背景を持つキャラクターを登場させている。

ジヨンはAP通信とのインタビューで、自分の名前に含まれた意味を説明している。韓国では伝統的に名前の二文字がそれぞれ異なる意味を持ち、「ジ」は賢いという意味で、「ヨン」は勇敢という意味だとコメントした。

ジヨンは、電子ギターやスケートボードが趣味だと付け加えた。ジヨンは番組に出演しながら、祖母が作ってくれたトッポッキのような韓国料理を友達にも紹介する予定だ。

ジヨンは人種差別に対抗するために作られた。白人警察の強圧的な制圧による黒人の死亡事件やアジア系アメリカ人に対する差別犯罪がジヨンを作ったきっかけになったという。

ジヨンの演技者であり、キャラクター制作に関わった韓国系人形術師キャスリーン・キムは、ジヨンをアジア系と呼んではならないといと強調した。また「アジア系アメリカ人は出身に関係なく「アジア人」とまとめられる。それで『韓国系』ではなく『韓国系アメリカ人』と具体化することが非常に重要だった。」と指摘した。
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