ディズニープラスが12日に韓国上陸、KT・LGユープラスは専用の料金プランで顧客誘致戦を展開

米ネットフリックスに続き、米ディズニープラスが韓国でサービスを開始した。

これに関しKTは第5世代（5G）移動通信サービスのうち「スーパープラン・プレミアムチョイス」（月13万ウォン）などに加入すれば、月定額9900ウォンのディズニープラスを追加料金なしに利用できる新料金プラン「ディズニープラス・チョイス」を提供開始した。

一方LGユープラス（LGU＋）で「ディズニープラス・プレミアムパック」を選択できる料金プランは、「5Gプレミア・レギュラー」（月9万5000ウォン）、「5Gシグネチャー」（月13万ウォン）など5種類となっている。

インターネット・プロトコル・テレビ（IPTV）ではLGユープラスだけが、独占的にディズニープラス専用のセットトップボックス（STB）とリモコン、料金プランを提供している。

KTは新型アンドロイドTV OSを搭載したSTB「ギガジニーA」を販売開始した。3年契約時、月3300ウォンでSTBをレンタルすれば自由なアプリインストールが可能で、料金プランに関係なくディズニープラスをはじめとした多様なオーバー・ザ・トップ（OTT）サービスを利用できる。

SKブロードバンドは米アップルと提携し、STB「アップルTV 4K」と「OTTアップルTV＋」を独占販売中だ。3年契約時、月額6600ウォンでOTTを視聴できる。

両社はネットフリックスやディズニープラスなど、人気OTTへの対応いかんで加入と退会を繰り返す顧客が増えたため、複数サービスに対応する開放型STBを相次ぎ追加した。

LGユープラスの新料金プラン「プレミアム・ディズニープラス」は月2万4600ウォン（3年契約時、インターネット契約・VAT含む）で、ユープラスTVとディズニープラスが見放題となる。