港湾も環境にやさしく、2040年まで14の「水素港湾」を構築=韓国(画像提供:wowkorea)
港湾も環境にやさしく、2040年まで14の「水素港湾」を構築=韓国(画像提供:wowkorea)
海洋水産部が2040年までに計14か所の水素港湾を造成し、年1300万トンの水素を、港湾を通じて供給するという目標を掲げた。

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水素港湾は、水素の生産と輸入、貯蔵、移送、活用といった水素エネルギーのエコシステムを持つ港湾を指す。

水素港湾へと転換するのは、ウルサン(蔚山)2か所、クァンヤン(光陽)2か所、釜山、ピョンテク(平沢)・タンジン(唐津)2か所、クンサン(群山)、インチョン(仁川)2か所、サムチョク(三陟)、セマングム2か所、チェジュ(済州)となる。とくに韓国企業の進出意向が高い蔚山港、光陽港、釜山港、平沢・唐津港、群山港といった5か所では、水素港湾の先進事業を推進する。

蔚山港はブルー水素の生産のほか、グリーン水素を輸入後、韓国内に供給する水素ハブ港として育成する。

光陽港は、水素エンジントラックの休憩所や発電施設などを集めた複合水素ステーションを2023年まで構築し、2040年まで近隣の石油化学プラントと連携して水素を生産、消費する拠点とする。また釜山港には、船舶や貨物車のための水素燃料生産および供給システムを構築する。

平沢・唐津港には2025年から水素モビリティ実証工業団地を造成し、2040年まで港湾荷役機械全般を水素燃料に変える。また群山港には、二酸化炭素(CO2)を捕集・貯蔵する技術を活用しブルー水素を生産する専用ターミナルを、2028年まで試験的に構築する予定だ。


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