9日、疾病管理庁中央防疫対策本部がソ・ギョンスク議員室に提出した「短期予測結果」資料によると、当局は流行が悪化した場合、今月末の新規感染者が8000~9000人台、翌月の来年1月末には8000~1万1000人台になるとの見通しを示した。
先月、段階的な日常回復の施行によって防疫規則が緩和され移動量が増加し、冬場を迎えて、流行規模はいつでもさらに膨らみかねないというのが、当局の説明だ。
また、当局は流行が現水準で続いた場合、今月末の新規感染者数は6700~8000人余り、来年1月末5900~8400人余りになると見通した。
国家数理科学研究所が前日発表した今月末の新規感染者の予測規模はさらに大きい。研究所は、現在の流行状況が続く場合、今月15日の新規感染者数は6846人、22日には8729人、31日には1万2158人になると予想した。
重症者数は15日994人、22日1272人、31日1767人に増えると推定。当局は今の拡散傾向がしばらく維持されるとみて、流行を和らげる対策を多角的に講じている。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は同日、現在の状況について「検査量が相当多い状態で感染者が増加する推移を見せている」と説明した。
また「全体的に流行様相も増加傾向を維持している」とし、「上昇幅が鈍化、停滞時点がいつから出てくるか観察中」と付け加えた。
ソン班長は「防疫強化が必要なのか、実施するとすればその時期はいつになるのかなどについても、さまざまな意見を聞きながら政府内で悩んでいる」と伝えた。
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