文大統領は11日午前、キム・ブギョム(金富謙)首相から、新型コロナの現況および政府の対応状況関連の電話報告を受け「今回の危機が最後の峠だと考え、すべての公職社会が総力を尽くして臨んでほしい」と述べた。
文大統領は「療養病院など施設内の高齢者の接種率が高まった中、これからは地域社会の高齢者が速やかに接種できるよう、取り組んでほしい」と要請した。続いて「若者の接種の必要性について、国民が共感できるよう、科学的なデータなど正確な情報をもとに、説明することに一層努力してほしい」と呼びかけた。
また、文大統領は「病床確保が迅速に行われるよう、現場の状況を把握してほしい」とし、「特に、患者の状態が好転したら、病室の定員を管理し、病床の回転率を高めてほしい」と述べた。
金首相は三次接種、病床確保、オミクロン遮断を防疫最優先課題に挙げ、「防疫状況が非常に深刻なだけに、今週末から大統領が海外いる間、防疫状況管理に万全を期し、強化された防疫措置の履行力を高めることに総力を傾ける」と報告した。
金首相は「一週間の猶予期間が終わり、来週月曜日(13日)から防疫パスが本格的に適用される」とし「小売業や自営業者の負担を少しでも和らげられるよう、QRコードリーダーと体温計など、防疫物品を支援する案についても積極的に検討する」と述べた。
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