2019年子どもと高齢者それぞれ人口10万人あたりの交通事故死亡者(画像提供:wowkorea)
2019年子どもと高齢者それぞれ人口10万人あたりの交通事故死亡者(画像提供:wowkorea)
韓国の高齢者による交通事故死亡者数が経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の2倍を上回り、1位を記録していることが分かった。歩行中の死亡はもちろん、自動二輪車乗車中の死亡事故が非常に高いことが分かった。

18日、道路交通公団が発表した「2021年版OECD加盟国交通事故比較」報告書によると、2019年基準で韓国は人口10万人当たり交通事故死亡者が6.5人と集計され、OECD36カ国中27位を記録した。前年7.3人に比べ死亡者数は改善されたが、OECD平均死亡者数の5.2人には及ばない水準だ。

特に、65歳以上の高齢者10万人当たりの死亡者数はOECD加盟国のうち圧倒的に高い数値を見せた。 韓国の65歳以上の高齢者10万人当たりの交通事故による死亡者は19.8人で、OECDの平均死亡者数(7.6人)の2倍をはるかに超える数値となった。アメリカは13.5人、オーストラリアは6.8人、フランスと日本はそれぞれ6.4人、ドイツは5.8人、スイスは4.6人だった。

65歳以上の高齢者層の10万人当たりの死亡者数は、歩行中の交通事故や自動二輪車乗車中の交通事故など、状況別でもOECD加盟国の中で最も多かった。65歳以上の高齢層の歩行の中で交通事故死亡者は9.7人、自動二輪車乗車で交通事故死亡者は3.9人でいずれも1位を占めた。
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