韓国防疫当局 「コロナ検査量限界の状況、解消に努めたい」(画像提供:wowkorea)
韓国防疫当局 「コロナ検査量限界の状況、解消に努めたい」(画像提供:wowkorea)
韓国防疫当局が新型コロナウイルスの検査数急増によって、国民に不便な状況が増えている状況に対し、選別検査所の追加設置など関連対策を迅速に推進すると強調した。

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疾病管理庁の中央防疫対策本部は20日午後の定例ブリーフィングで、検査能力拡大のため年末まで予定通り選別検査所34か所を追加で設置する予定だと明らかにした。また、診断ができる診断実験室にもより多くの装備と人員を補充、拡大するという。

中央防疫対策本部によると今月8日以降、一日の感染者数が7000人以上の日が7日も続く中で、一日の検査限度を超える人数が集まる日が相次いで発生している。国内検査量は一日平均75万件程度を処理できる水準といわれる。しかし、直近では70万件を超える量の検査が殺到したことで検査希望者の待ち時間が長くなり、判定通知時間にも遅れが生じている状況だ。

中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は、「自動化装備ももちろん検討している。食品医薬品安全処(行政機関)から許可を得て、現在は一部の装備を大容量で使用できるようにしている」と説明した。

中央防疫対策本部は、今月18日に疾病庁選別診療所の電算システム不具合によって発生した検査希望者らの苦情についても謝罪した。

イ・サンウォン団長は「先週土曜日の朝に電算システムエラーが生じ、朝早く検査に訪れた方々には非常に寒い気候の中で長時間待機させてしまった」、「不便を強いてしまった点について深くお詫びの言葉を申し上げたい」と話した。さらに、「防疫対応のなかで、システム運用の問題でこれまで何度も混乱があった点について責任を重く感じている」とし、「準備不足な点がないか再度確認し、滞りなくシステムを管理できるよう整備したい」と付け加えた。
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