米ウォールストリートジャーナル(WSJ)などによると、米疾病予防管理センター(CDC)は21日(現地時間)に公開した期待寿命統計確定書で、2020年の米国人出生児の期待寿命を77.0歳と分析した。
これは、2019年に調査された米国人の期待寿命78.8歳より1.8年も短縮された数値である。
WSJは「米国人の期待寿命が前年と比べそのように減少したのは、第2次世界大戦以降初めてだ」と報道した。米国の期待寿命は、女性が79.9歳・男性が74.2歳である。
「期待寿命」とは、特定の時点で生まれた人がどれほど生きるかを計算した生存年数平均値で、死亡と密着した関係がある。
昨年、米国で新型コロナにより亡くなった人は35万1000人ほどであったが、心臓疾患・癌につづき3番目に多い死者を出したことがわかった。
出生後の期待寿命は、社会の発展水準を計る指標として注目されている。
OECD(経済協力開発機構)の “2021年期待寿命統計”によると、米国は暫定77.3歳で加盟国の中では下位圏に属している。
日本(84.7歳)・韓国とノルウェー(83.3歳)・スイス(83.2歳)・アイスランド(83.1歳)・スウェーデン(82.5歳)などが上位圏に入っている。
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