米NBC放送は「米保健福祉省の統計を分析した結果、この4週間に新型コロナにより入院した子どもの患者数が52%増加した」と29日(現地時間)報道した。
子どもの入院患者数は先月29日に1270人であったが、今月26日には1933人に増加した。
一方、同期間における成人の入院患者数は29%増加した。
ニューヨーク州の保健局長は「ニューヨークで新型コロナによる子どもの入院患者は、この2週間という短い期間に5倍急増した」と明らかにした。
ニューヨーク市の子どもの入院患者数は12月第2週(5~11日)には22人であったが、23日には109人へと5倍増加した。同期間におけるニューヨーク州全体の子どもの入院患者数も、70人から184人へと2.5倍増加した。
子どもの新型コロナ感染者は成人よりも症状が軽いものとされているが、小児関連多系統炎症性症候群(MIS-C)との関連性が問題としてあがっている。
米疾病予防管理センター(CDC)によると、米国でこれまで発生した5973人のMIS-C患者のうち、52人の子どもが亡くなっている。
このようなことからニューヨーク市は「来年の1月3日から公立学校で新型コロナ診断検査を現在の2倍に増やす計画だ」と、この日明らかにした。
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