“八百長の疑い”韓国元プロ野球選手、控訴審で減刑=韓国報道(画像提供:wowkorea)
“八百長の疑い”韓国元プロ野球選手、控訴審で減刑=韓国報道(画像提供:wowkorea)
5億ウォン(約5000万円)を受け取り、八百長を試みた疑いで裁判にかけられた韓国プロ野球サムスン・ライオンズの元投手ユン・ソンファン被告が減刑された。

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 24日、ニューシースによると、テグ(大邱)地裁は、国民体育振興法違反の容疑で起訴されたユン・ソンファン被告の控訴審で、懲役1年を言い渡した原審を破棄し、懲役10か月を言い渡した。

 ユン・ソンファンは去る9月、A氏から5億ウォンを受け取る見返りとして八百長を頼まれて、違法賭博に使用した容疑で逮捕された。その後、取り調べの過程で八百長の疑いまで明るみに出た。ユン・ソンファンの弁護人はことし7月の公判で、「公訴事実と検察の証拠の両方に同意する」として該当事実を認め、ユン・ソンファン被告は懲役1年、追徴金2億350万ウォンの実刑判決を受けた。

 当時、裁判部は「被告人がプロスポーツの客観性と公正性を毀損(きそん)し、国民に失望と裏切りを与え、罪質が悪く非難の可能性が高い。厳しい体罰は避けられないが、過ちを認めて反省している点、八百長が予定されていた試合に出場できなかった点、八百長が行われていなかった点、野球選手としての全てを失うことになった点を総合した」と説明した。 しかし、ユン・ソンファンは控訴の末、減刑判決を受けることになった。

 一方、ユン・ソンファン被告は現役時代、サムスン・ライオンズだけで17年間プレー。425試合に出場して135勝106敗、26ホールド、1セーブ、防御率4.23を記録した。


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