リトアニア大統領が「台湾代表処」の名称について「まちがいだった」と発言…中国側に配慮か=台湾報道(画像提供:wowkorea)
リトアニア大統領が「台湾代表処」の名称について「まちがいだった」と発言…中国側に配慮か=台湾報道(画像提供:wowkorea)
リトアニア共和国のナウセダ大統領が昨日、台湾の「代表処」設立を許可したことについて、代表処の名称に「台湾」を入れたことは「まちがいだった」との見解を示した。

 ナウセダ大統領は、リトアニアと台湾に正式な外交関係はないが、お互いに代表処を開設することはできると強調。その上で「だが、代表処の名前は大きな要素であり、リトアニアと中国の関係に大きな影響をもたらすものだ。私たちはその代償を処理していかなければならない」と述べた。

 台湾代表処開設に関しては、アダムクス元大統領が「影響力のある主要国家が決定するべきだ。リトアニアのような小国のすることではない」と発言するなど、国内で反対意見が出ている。

 これに関連し、米国のブリンケン国務長官は3日、北大西洋条約機構(NATO)各国外相らとの電話会談で、リトアニアと協力して中国の経済的・政治的圧力に対抗していくことを強調した。

 また、台湾外交部の陳立国ヨーロッパ担当部長は4日、欧米各国のリトアニア支持に感謝を伝え、台湾・リトアニア・米国をはじめとする民主主義国家の正当性を主張した。
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