韓国の新型コロナ新規感染者「5805人」…オミクロン株、今週中に優勢種になる可能性(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナ新規感染者「5805人」…オミクロン株、今週中に優勢種になる可能性(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナウイルス新規感染者は19日午前0時基準で5805人だった。先月30日(5034人)以来、20日ぶりの5000人台だ。オミクロン株の影響が本格化しているとみられる。

感染者が急増する海外事例をみると、韓国でも来週には7000人以上の感染者が予想される。政府は新規感染者が7000人を超えればオミクロン株対応体系を稼働する。高危険群を中心とした防疫体系が稼働され、社会必須機能を維持するための分野別の業務持続計画が準備される。在宅勤務も活発化される。キム・ブギョム(金富謙)首相は、「早ければ今週中にオミクロン株が国内の優勢種になるとみられる」と言及した。

中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新規感染者は5805人と集計された。国内発生の感染者は5431人、海外流入の感染者は374人で、累積感染者は70万5902人だ。

海外流入の感染者374人は中国4人、中国を除くアジア131人、欧州80人、アメリカ大陸148人(米国129人)、アフリカ8人、オセアニア3人だった。このうち韓国人は282人、外国人は92人で、検疫段階で64人、地域社会で310人の感染が確認された。

入院中の重症者は532人だ。死亡者は74人、累積死亡者は6452人(致命率0.91)だ。

金首相は、「接種者と未接種者を共に保護する防疫パス制度の趣旨を活かすため、副反応により入院治療を受けた方たちも防疫パス(例外)対象者に認めようと思う」と明らかにした。

金首相は、「オミクロン株の拡散速度が速まっている。新規感染者の4人に1人がオミクロン株に感染しており、特にホナム(湖南)圏、キョンブク(慶北)圏、カンウォン(江原)圏を中心にオミクロン株の占有率が急速に上昇している」とし、「早ければ今週中にオミクロン株が国内の優勢種になるとみられる」と伝えた。

また、「世界各国で確認されているように、オミクロン株が優勢種になれば、その拡散速度がさらに早まることが予想される」とし、「しかし準備された戦略に沿って抜かりなく備えていれば、感染者数が増えたとしても十分に危機を克服できる」と強調した。
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