きょうからコメ20万トンの市場隔離を推進、来月8日入札=韓国(画像提供:wowkorea)
きょうからコメ20万トンの市場隔離を推進、来月8日入札=韓国(画像提供:wowkorea)
ことし豊作で生産量が大幅に増えたコメに対して、韓国政府が20万トン市場隔離を推進する。コメ価格の下落による農業界の被害を防ぐための措置として、与党と政府が市場隔離に合意してから1か月あまりで実際に推進することになる。

 農林畜産食品部(農林水産省に相当)は24日から、2021年産のコメ20万トンに対する市場隔離買い入れ手続きを推進すると明らかにした。

 共に民主党と政府は先月28日に「21年産コメ市場隔離」党政協議を開き、ことしのコメ超過生産量27万トンのうち20万トンを優先市場隔離することにした。

 統計庁によると、ことしのコメ生産量は388万2000トンで前年比10.7%増加し、コメ推定需要量を考慮すると、需給上の過剰物量は27万トンに達すると調査された。

 超過生産量27万トンのうち20万トン以外の残りの物量7万トンは、今後の市場状況や民間在庫などの条件によって、追加買い入れ時期などを決定する予定だ。

 農林畜産食品部は入札準備過程を経て来月8日に入札を実施し、買い入れ検査後、買収を完了する計画だ。さらに、2022年産米需給安定のため、地方自治体の協議を経て、米の栽培面積の調整案もまとめることにした。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 2