クォン1次長は14日、政府庁舎で開かれた中央災害安全対策本部の発言を通じてこのように明らかにし「本日から、ノババックスワクチンの接種も高リスク群を対象に始める」と述べた。高リスク群は△医療機関・療養病院入院患者△高齢者施設入所者△在宅老人・重症障害者などだ。
クォン次長は「ノババックスワクチンはB型肝炎、インフルエンザワクチンのように韓国国民が接種経験のある“合成抗原方式”であるため、未接種者も接種に対し、より積極的に参加するきっかけになることを願う」と呼びかけた。彼は「四次接種などワクチン接種についての詳細は、本日午後(14時)中央災害安全対策本部の会見を通じて具体的に案内する」と述べた。
クォン次長は現在、新型コロナ感染拡大について「オミクロンが優勢株に転換してから3週間で感染者が10倍に増加し、最近は連日5万人台を記録している」とし「オミクロンは重症化率が低いとされているが、まだ重症患者数は200人台で、重症病床稼働率は増加傾向ながらも、現在25.7%水準に維持されている」と評価した。重症病床稼働率は、2月1日に16.3%→7日、18.4%→14日、25.7%だ。
彼は「オミクロンの強い感染力という経験したことのない新しい挑戦課題に直面している」とし「在宅治療者が昨日5万2000人増え、現在23万人になった。 60歳以上の高リスク群の感染者が毎日約6000人発生している」と述べた。
クォン次長は「政府はこうしたオミクロンの特性に合わせ、防疫戦略を重症化及び死亡最小化に変え、防疫医療体系を全面的に転換している」と述べた。
彼は「本日からはコロナ入院、もしくは隔離者に対しては、迅速な生活支援費支援のため、現在の世帯員数ではなく、世帯内の実際の隔離者数を基準とし、在宅治療者追加支援、有給休暇費支援上限額も状況に合わせて調整する」とも述べた。
一方、新型コロナ長期化により、税金納付に対する国民の負担が大きいことを考慮し、政府は地方税の申告・納付期限と徴収などを、最大一年間延長、猶予する。
クォン次長は「まず、自己検査キットの需給不安を解消するため、自己検査キットの流通管理も強化する」とし「今月末までに自己検査キット3000万人分を供給する計画だ。自己検査キットは、オンライン販売の代わりに薬局やコンビニエンスストアで1人あたり最大5個まで購入できる」と述べた。続いて「感染リスクが高い、保育園や高齢者施設などについては、無料で配布する予定だ」とも付け加えた。
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