ウクライナ駐在中国大使館は今月24日、緊急公示を通じて現地僑民を帰国させるチャーター機の投入計画を明らかにした。明日(27日)まで受け付ける搭乗対象には中国と香港、マカオのパスポート所持者だけでなく、台湾人も含まれた。
このような措置に中国人は歓呼した。中国のネットユーザーらは短い動画プラットフォームである抖音(Douyin)に「チャーター機搭乗対象に台湾人も含まれているのを見て感動した」「話を聞かなくても『あなたは私の子だ』と言っているようだ」と中国を称賛した。
これに対し台湾は直ちに「不純な意図」とし、中国を非難した。台湾外交部は、「中国がチャーター機で台湾僑民を撤退させるというのは政治的な宣伝であり、虚偽の情報を流して台湾政府のイメージを失墜させ、僑民保護努力を卑下しようとする悪意的な企図だ」と怒りをあらわにした。
今月24日にすでに僑民18人を乗せたバスがウクライナの首都キエフから出発して西方に避難しており、ポーランド駐在代表部が彼らのポーランド入国を助けると説明した。チャーター機の派遣計画だけを明らかにした中国より具体的かつ実質的な救助活動に乗り出したのは台湾政府だという点を強調した。
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