東莞市では、2月25日以降相次いで新型コロナウイルス感染例が確認されている。2月28日には、新たに7例の感染確定例と20例の無症状感染例が報告された。
25日から28日までで、同市において計97例の陽性確定例が確認されており、そのうち58例が感染確定例、39例が無症状感染例である。
ここ数日の状況を見ると、感染者が最も多い東莞市大朗(だいろう)鎮の一日ごとの新規感染者数は徐々に減少傾向にある。28日に行われた4回目の大規模なPCRスクリーニング検査においても全ての結果が陰性であり、感染拡大の勢いは抑制されつつある。
しかし、大朗鎮で感染者が急速に増加した後、28日には常平(じょうへい)鎮と虎門(こもん)鎮でも新たな感染者が見つかった。今回の新型コロナウイルスの流行で、常平鎮と虎門鎮に感染者が出たのは初めてだ。
東莞市当局は、同市での過去の事例とは異なり今回は感染が急速に広まっており、早急にウイルスの感染伝播の鎖を断ち切らなければならないとし、今が感染を抑制するヤマ場であると伝えた。
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