北朝鮮の朝鮮中央通信は11日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に転用可能な長距離ロケットを発射できる西海衛星発射場を視察したと報じた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の朝鮮中央通信は11日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に転用可能な長距離ロケットを発射できる西海衛星発射場を視察したと報じた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が先月下旬と今月初めに実施した2回の弾道ミサイル発射を韓国側が非難したことに対し、北朝鮮メディアが反発した。 北朝鮮の韓国向け宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」は13日付の論評で、「われわれの正常な国家活動を糾弾だの挑発だのと大口を叩くのは罪を犯した者たちの被害妄想的な発作にすぎない」と非難した。 最近行った2回の弾道ミサイル発射について、偵察衛星開発のための試験が目的だったと主張したうえで、「多くの国が以前から軍事衛星を打ち上げている。わが国の偵察衛星打ち上げの準備についてこき下ろし、制裁をうんぬんするのは破廉恥で悪辣(あくらつ)な強盗のような行為」と主張した。 また「われわれを狙った各種のミサイル、宇宙発射体の開発に血眼になっている南朝鮮(韓国)当局がわれわれの正当な宇宙開発計画と自衛権行使に対し非論理的で不公正な二重基準を突きつけること自体が間違っている」と指摘した。 北朝鮮は先月27日と今月5日に弾道ミサイルを発射し、「偵察衛星開発のための重要な試験」と主張した。 韓国と米国は今月11日、この2回のミサイル発射について、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の性能試験だったとの分析結果を発表した。
Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40