15日(現地時間)米ブルームバーグ通信は、米国の高官の話を引用し「先月末、ロシアがウクライナに侵攻する前、中国に武装ドローンを要請していた」と報じた。また米国はこのような事実を、ヨーロッパの同盟国に知らせた。
今回明らかにされた事実は、ジェイク・サリバン米国家安保補佐官が楊潔チ(ようけつち)中国共産党外交担当政治局員に「中国のロシア支援の可能性」を警告したことにつづき、出されたものである。
前日、サリバン補佐官と楊潔チ政治局員はイタリア・ローマで6時間、ロシアのウクライナ侵攻を含めた多様な問題について話し合った。
米政権の高官は今回の会談について「中国がロシアを支持することを深く懸念している。サリバン補佐官はこのような懸念とともに、特定の行動による影響と結果に対してストレートに話した」と語った。
メディアは両者の会談前、米高官の話を引用し「ロシアが中国に軍事装備支援の要請をした」と報じた。
一方、中国外務省の報道官は会談の前夜、このような疑惑に関する声明を出し「米国が中国を狙って、虚偽情報を悪意をもって拡散させている」とし「中国は平和会談推進において、建設的な役割をしてきた」と主張した。
しかしサリバン補佐官はCNNに出演し「中国のロシア支援が心配だ」とし「中国がどのようなかたちの支援を実際どれほど提供するのか注視している」と語った。
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