15日(現地時間)、英デイリー・メールなどの海外メディアによると、サシャちゃんはウクライナの首都キエフ近郊にあるホストメリで家族と共に避難所に向かっていたところ、ロシア軍の攻撃を受けた。父親は銃弾があたって死亡し、サシャちゃんは腕を負傷、母親と妹と共に地下の避難場所に逃げ込んだ。
その後、意識を失ったサシャちゃんを助けるため、ボランティアたちは白旗を振って彼女を病院に連れていった。しかし、サシャちゃんが生きるためには銃に撃たれた腕を切断しなければならなかった。
病院の血管専門医は「腕に壊死が起こっていた。サシャを生かすためには左ひじの上部分から切断する必要があった」と説明した。
病院で体調が安定したサシャちゃんはインタビューで「ロシア人たちがなぜわたしを撃ったのかよく分からない。わたしを傷つけようとする意図ではない、ただの事故であることを望む」と述べた。
サシャちゃんのケアをする看護師は「サシャは目を覚ますと『正直に言ってください。わたしの左手はありますか?』と質問した」とし、「その瞬間、うそをつくべきか、真実を述べるべきか頭がこんがらがった」と伝えた。続けて、「(腕を切断したことを知った後)サシャは『自身は元気になるのか』、『美しい花が付いたピンク色の義手を持つことができるか』と尋ねた。子供たちを撃ち、腕を失わせた人たちに怒りをおぼえる」と付け加えた。
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