韓国で大人気のポケモンパン…24時間工場稼動しても売り切れ(画像提供:wowkorea)
韓国で大人気のポケモンパン…24時間工場稼動しても売り切れ(画像提供:wowkorea)
韓国のSPCサムリプが先月23日に再発売したポケモンパンは、驚くべき人気だ。1998年の初発売当時も月最大500万個以上が販売され、大人気を博したが、今回の再発売から1か月余りが経った21日現在、610万個を売り上げ、かつての栄光を塗り替えるほどの販売高を記録している。

 ポケモンパンのこのようなブームは過去発売当時、おこづかいをためて「ポケモンシール」を集めた小・中・高生たちが大人になって、懐かしさから財布の紐をゆるめ、起こった現象と解釈される。実際に中古取引サイトではポケモンシールがポケモンパンの価格1500ウォン(約148円)より高い価格で販売されていて、特に珍しいと言われた「ミュー」と「ミュウツー」のシールは5万ウォン(約4964円)を上回る異常現象が起こっている。

 ポケモンパンの生産量がこのような需要に追いつくことができず、一部店舗では抱き合わせ販売や、常連客にだけ売るなどの商売も見られた。逆にポケモンパンを買おうとする熱烈な消費者たちに、正常な営業ができないほど苦しめられた店主の不買宣言も話題となった。

 SPCサムリプは、現在以上のポケモンパンを生産することは難しいという立場だ。ベーカリー製品の生産工場を24時間フル稼働している状態だが、依然として需要を追いつくことができないという説明している。
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